セッション数は、サイトを訪問したすべてのユーザーにより開始された個々のセッションの数を表します。ユーザーがサイトで 30 分以上操作を行わなかった場合、それ以降の操作は新しいセッションと見なされます。サイトを離れたユーザーが 30 分以内に同じサイトに戻ってきた場合は、同じセッションとして扱われます。
突然ですが、セッション数の説明です。セッション数といえば、各指標の中でも一番
左上に表示されていて、嫌でも目に入っちゃいますよね。
うーん、ちょっと解読するのに頭がイタイ・・・
そもそも「セッション」という言葉が当たり前のように使われていますが、馴染みがないとそれだけでも頭が拒否ってしまいます。どうやら昨年2014年の4月に変更されるまで、セッション数は「訪問」数と言われていたようです。なのでほぼ読み替えちゃっていいとのこと。
色々と他の方のブログも見させてもらいましたが、それでもわかったようなわからないような・・・(ハイ、読解能力もなければ、数字も苦手です。)
結局、難しい言葉だとイメージが沸かなかったので、自分なりにシンプル??に考え直しました。
→結果、おおよそ以下の4点で、セッション数のしくみは理解できたと思っています。
セッション数の考え方
- Google先生に「出て行った」と思われれば、そこで1セッション
- 「出て行った」の基準
- 訪問中「何をしたか」なんて、Google先生は気にしてない
- 例外パターン
1.Google先生に「出て行った」と思われれば、そこで1セッション
「離脱するまでの一連の行動」なんていう説明も見たので、てっきりBackキーを押したり、見ているウインドウを閉じれば→離脱、そこで1セッションなのかなと思ってました。
よくよく読んでいくとわかったのは、セッションのカウントに関しては「離脱という行為」はないのと同じ、見方を変えれば、自ら主体的に出て行くことはできないということです。(あくまでセッションカウントに関して適用できる考え方。)
2.「出て行った」の基準
最後のアクションから30分が経過した時点が離脱、つまりセッションカウントの基準になります。
「最後の」というのがポイントです。冒頭に書いたように、サイトを訪れてから30分のカウントが始まるものと思っていましたが、最後のアクションがトリガーだそうです。あるサイトを訪れて、自分の検索ニーズにあっていたり、面白いなと思ったサイトは、別のページも覗いてみたり、
ECサイトであれば、購入手続きに進んだりしますよね。
いずれにしても、最後にやったアクション(クリック)だけを判断し、そこから30分が経過して初めて「ずいぶんと何もしてないし、出て行ったんだな~」と
Google先生は判断することになります。ここでようやく1セッションがカウントされます。
1で述べたようにセッション数に「離脱という行為」は無関係であり、「30分間何もしていないという状態」が評価されるわけです。
このしくみが頭にないと、セッション数を荒稼ぎしようとサイトを訪問してはウインドを消すという無駄な行為を繰り返すことになります。
Google先生はその対策のために、このようなあえてややこしいロジックにしたそうです。(大嘘)
3.訪問中「何をしたか」なんて、Google先生は気にしてない
2の補足になりますが、出て行くまでなら何をしても、例えば、どんなにページを見まくろうが、サイト内でどんなに高い買い物をしようが、
Google先生の「セッション数の評価」には影響を与えません。
あくまで2が絶対的な基準であり、Google先生が最低限気にするのは最後に行ったアクションだけです。それも何をしたかは気にしません。※注 セッション数に限っての話。
ページビュー数とセッション数は関係があるのかないのか迷っていましたが、この疑問もここで解決です。セッションはページ単位ではなく、あくまでもサイト単位だということになります。
4.例外パターン
2が絶対的な基準だと言っちゃいましたが、例外もありました。
①日付をまたぐ / ②「どこから来たか」の2パターンです。
①日付をまたぐ
日付が変わったら問答無用で「出て行った」ことにされるという話です。
追い出されてしまうといったほうがいいのかな??
スンマセン、この際たとえは何でもいいですね・・・・汗
日付が変われば、一旦セッションが切れ、新たなセッションと判断されるという論理です。「30分ルール」が通用しないという意味で例外ではありますが、とてもシンプルなしくみだと思います。
どーでもいいですが、これを聞いて今度から0時近くに更新しようかなとくだらないことを考えたり考えなかったり 笑
②「どこから来たか」
最後のアクションから30分経過していなくても、参照元が異なれば、別セッションと扱われ、セッションは加算されてしまうというしくみです。
裏側では、キャンペーンソースという情報の「変数」に基づいて判断しているようです。このしくみは「カスタムキャンペーン」という形で実装できるとのこと。そうすると、既存の状態ではこのしくみでは動いてないのか??いやでも、
リファラーではきちんとそれぞれの
参照元を出してくれるし・・・・と若干の混乱が。
今の自分の知識では実証することも正しいことをお伝えすることもできそうにないので、また別の機会に記事にしようと思います。(得意の先送り戦術 笑)
以上がセッション数の評価のしくみです。
- Google先生に「出て行った」と思われれば、そこで1セッション。
- 「出て行った」の基準。
- 訪問中「何をしたか」なんて、Google先生は気にしてない。
- 例外パターン。
この4点さえ抑えれば、セッション数についてはわかった上でAnalyticsを見ることでできるのではないかと思います。
そもそも、セッション数なんか余裕でしょ?!というテーマかもしれません。
ご覧の通り自分は理解するまでに時間がかかっちゃいました・・・
そんな私ですが、実際に自分が訪問者のふりをして実際にアクセスし、その数字を追うことで理解が捗りました。一方で考える際には、GoolgeAnalyticsがしくみである以上、Google先生視点で考えるとやりやすかったかなぁと思います。
[つぼやき]
やっぱり同じテーマでもたくさんの方が記事を書かれてます。
参考にしすぎちゃうと書きづらくなっちゃうんですよね・・
逆に、一次情報(今回でいうと
Googleのヘルプ)をちゃんと見て、自分で解釈したほうが、理解も進むだけでなく、自分でブログをやっている感があるなあと思いました。
なんて偉そうなことを言ってみましたが、まだまだ先輩ブロガーさんの記事なしにはこのブログは成り立ちません・・・笑