「はじめてのWEBアナ」 by 2年目のネットワークエンジニア

WEBアナ、WEBの自習帳的ブログ。メインは別(http://www.plus-blog.sportsnavi.com/takuty07/)で、こっちは運営日記。googleアナリティクスを直に触れて基礎を学べたらな~と。ある程度分析できる数を得られるよう頑張ります。間違ったことを言ってたら注意して下さい笑

モテるブログってどんなブログ!?(内容面)その① ブログをはじめる前にまず整理

ご無沙汰しております。
サボってたわけではありません。いろいろと勉強してたんですが、ブログとして表現していなかっただけで.....汗 言い訳したらSEO的によくないみたいなのでこの辺で。
 
とはいえ、このままだとせっかく新しいチャレンジ??を始めたのに、なかったことになりそうなのでこの更新をきっかけに切り替えることにします。(半分くらいなかったことになりかけてました。アカン.....。)
 
そこで方向性の整理として、ブログのあり方を考えてみようと思いました。
モテるブログとはどういうブログか、技術的なこと、SEO的にどうのこうのは置いといて(というか語れません)、純粋に内容という観点でどういうブログを目指していけばいいのかをしていきます。(あくまでブログの話、メディアや商用サイトは分けて考えています。)
 
モテるブログに対する印象として、これくらいに整理、カバーできるのかなぁと思います。※読む側としての印象:7割、書く側としての印象:残り3割といった感じで考えてみました。
 
1.ほかとは違うブログ
  1.1 取り上げるネタがほかとは違うブログ。
  1.2 視点がほかとは違うブログ
  1.3 表現がほかとは違うブログ
 
2.整理してくれるブログ
  2.1情報として整理してくれるブログ。
  2.2思考として整理してくれるブログ。
 
この記事では1のほかとは違うブログという項目、ブログの「オリジナリティ」の部分に注目してみたいと思います。

 

1.1 取り上げるネタがほかとは違うブログ。

■「知らなかったことを知れる」という価値
読む側として「知らなかった」「初耳」に勝る印象はそうそうないと思っています。 例えばハウツー系のブログなら、知識が増えることの喜び、スポーツや旅行、アウトドアといったジャンルのブログなら単純に趣味として自分の興味を満たせる喜びが想像できます。「知らなかったことを知れる」というのは読む側にとって大きな価値です。他には見られない情報が特定のブログに集まっているのであれば、そのブログとしての価値はもっと高まるハズです。

■とはいえ、ネタの鮮度はすぐに落ちる。

一方で.....書く側の視点に立つと、ネタ(情報そのもの)で個性を出すブロガーになるのは相当難しい気もします。言うまでもなさ過ぎる話をすると、いまはネットで誰でもググれる時代、SNSなどですぐに情報が出回る時代です。「自分だけが知っているネタ」なんてあったらびっくりで、ネタで差別化したり、優位に立つのは難しいことだとブログを書くようになって実感しました。

自分なんか1記事書くのにめっちゃ時間がかかるので、書き終わった頃にはすでに「知ってて当たり前の」情報になっています泣 

 

■ネタで差をつけるには"取材力"が必要
ネタで差別化できるのは、常に取材ができ、一次情報、いわゆるソースの一番近くにいる、一番最初に手が届く、書く事を専業としている人の特権です。今は誰でも「発信者」になれるとは言いますが、一次情報に手が届くかどうかは話が別です。持ってる看板とお金、そして時間が違います。能力以前に、もろもろ含めた"取材力"はプロのメディアが断然上です。

 自分はココとは別にサッカーネタのブログをやっていますが、例えば、ブログを書くのに情報が欲しくてJリーグのチームに問い合わせようとしても、99%お断りされます。(情報を出すメリットも信用もありません笑)

 

ネタで勝負するのは、あくまでプロの仕事で。ブロガーがこだわるところじゃないように思います。

 
幸いにも「周りに知られていないようなネタ」を見つけたとしても、手垢がついていない、広く認知されてないという時点で需要は多くはないハズなので、なおのことネタの違いでモテるブログをつくるのは難しそうです。
 
■とはいえ、ネタで勝負できるチャンスも・・・・

ただし「周りに知られていない」という意味では、ニッチなジャンルはメディアの人たちも食いつきにくいので、"取材力"で勝るプロと競合しなくていい分、ネタで勝負できる唯一の世界かもしれません。自分自身、好きなサッカーに関して、J3以下のリーグや大学サッカーといったあまり一般的でない情報は、メディアの情報よりもブログやツイッターの情報に頼ることが多いです。

 

そもそも"取材力"を必要としないという点では、趣味や娯楽系のネタ、つまりある程度のお金さえ払えば、誰でも体験できるような分野もネタで勝負できる限られた分野なのかなぁと思います。例えば「ご飯系」のブログ。初見さんお断りとか特別なお店でない限り、一般人でも店に入れますし、お会計さえ払えば"取材"ができます。もちろん、プロならお店の人に簡単に話を聞けたりと「看板」の差は出ますが、ブログであっても、比較的ネタそのもので勝負できるように思います。

 

 

 まとめ

・「知らなかったことを知れる」というのは大きな価値。
・ただし、SNSなどですぐに情報が回るのでネタの鮮度は落ちやすい。(ネタで差別化するのが難しい理由1)
・"取材力"でメディアが圧倒的に有利 (ネタで差別化するのが難しい理由2)
・とはいえ、メディアが取り上げたがらないようなニッチな分野&"取材力"が要らない分野なら狙えるかもしれない。

 
1.2 視点がほかとは違うブログ

■人は切り口の違う意見に心掴まれやすい??
ネタで差別化できないなら、「視点」や「切り口」がこだわるとこなのかなぁと思います。たとえ、語り尽くされたテーマでも、今までとは異なる視点で書かれている記事は新鮮ですし、「新しいものの見方を得られること」に価値を感じる人は多いと思います。もちろん、乱暴でなく論理的な意見であることは前提ですが。

 

個人的なことですが、自分ぐらい単純で芯がない人間になると、あるテーマについて意見を出し合うリアルの場で「自分が思ってもなかった意見」が出ると、それだけで意見を出した人をリスペクトしちゃいます。リアルだろうがネットだろうが関係なく、ブログでも全く同じような感じです笑

 
こういう反応って程度の差こそあれ、人間の心理としては自然な反応なんじゃないかなぁと思います。相手がめちゃくちゃ憎いとか相手の意見が極端に乱暴でない限り。

そういう意見もあるんだぁ..... そんな風に考えたことなかった....的な 

(自分の感覚が根本的に普通とズレてたらおしまいですが....笑)

 それが、こんな発想ができるこの人ってすげぇ..... ってリスペクトに変わるとそのブログの定期的なリピーターになる人がいたりして、モテるブログになっていくんだと思います。

あと、ネットのおかげで多様化したみたいな意見をよく聞きますが、ネット上で人の意見を簡単に見れるようなったせいで、すでに出来上がった意見に無意識のうちに影響されてしまって、いわゆるテンプレ化した意見が多かったり、肯定or否定の両極端な意見が中心になっている部分があるように思います。

 
だからこそ、ブログというネット上の意見を出す場で、しかも語り尽くされたありきたりなテーマ(ネタ)で切り口の違う意見を出せると、モテるんじゃないかなぁと思うわけです。※モテる→炎上も含めて
  

Facebookを見てると、ニュース(ネタ)をシェアする人はあまり見かけませんが、ブログだったり「意見」的なものはシェアされやすかったり、イイねがつきやすかったりする傾向にあるように思います。切り口が新鮮だとなおさらな気がします。

そういう意味でも「視点」が新鮮なブログはSNSを巻き込んでよりモテるブログになるんじゃないかなぁと思ったりします。

とはいえ、そうそう簡単に他とは違う切り口で何かを語るのは簡単なことではなさそうです....汗 すでに見たことのあるどっかの誰かの意見に影響されてしまったり。最初に書いたネタそのもので差別化することと違って、お金や看板は要りませんが、裏付けとなる経験や、意見を相手に正しく届けるための書く力など、普段の地道な努力が必要なように思います。(自分にはいまのところできそうにないジャンルです泣)

 
まとめ

・人は切り口の違う意見に心掴まれやすい?!
・テンプレ化した意見、二極化した意見が増えているネット上だからこそ価値がある。(差別化できる)
・差別化するにしても、ネタに比べて意見(視点)の方がSNSにシェアされやすい。(さらにモテる??)

 
2.3表現がほかとは違うブログ
■文章の構成からレトリックまで
もっと具体的に言うと、文章の構成、プロットから細かいレトリックまで、表現の仕方に関しての話です。冒頭、起承転結の「起」の部分がキャッチーだったりすると、その時点で読むのをあきらめられる確率(離脱率)は下がるように思います。
もちろん、知識に重きを置いたジャンルであれば、起承転結や構成を凝るのがあまり適切でない分野もあるかもしれません。
 
■「変わっている」必要はない。
またあえて"独特さ"で責めなくとも、文体が自然体で読みやすい文章も、見る人にとっては印象的にうつるかもしれません。 例えば、自分がよく見てるブロガーさんの中に「でろりん」さんという方がいます。下記のどちらも同一の方が運営されてるブログです。

derorinkuma.com

webron.jp

自分の感情を織り交ぜながら読んでる人の共感を引き出しつつ、誰が読んでも親しみやすいようにとことんわかりやすく伝えていらっしゃるのが読んでいてすごいなぁと
思うポイントです。自分はこの方の「平易な文章」に惹かれて、読者になったところがあるので、特別な個性を出さ無くとも、読みやすい文章(という表現の仕方)で魅力を与えることができるいい例だなぁと思います。
 
■あくまで表現は脇役、初心者はまず内容から
まとめると表現に関しては、読む人の好みによったり、内容との相性であったり、必ずしもこれが正しいというのはないかもしれませんが、差別化できるポイントの1つではあると思います。
 
ただ、あくまで「表現」は文章を補完する役割、一番伝えたいメッセージが伝わらなければ意味がないので、論理的な文章がかけて初めてこだわるところなのかなあとも思います。(なので、そもそも上の2つのポイントと並列するのはふさわしくないかもしれません。)
 
自分の場合、ブログを書いていてコレキタって表現が見つかると、表現に囚われていつまでたっても終わりが見えなくなる本当にいい見本です....笑 (悪い意味で)
 
まとめ
・文章の構成、プロット、レトリックなど「表現」で差別化できる。
・独特さに限らず、読みやすさもその1つ。
・読み手の好みや内容との相性を見極めつつ。
・論理的な文章をかけて初めて時間をかけるべき。
 
以上、
モテるブログってどんなブログ(内容面)ということで、"ほかとは違う"という観点から「ネタ」「視点」「表現」の2つに分解して考えてみました。
書いていて文章とWEBアナ関係ないじゃないかと疑心暗鬼にもなったりしましたが、ブログのメインはあくまでも文章である以上、考えてみるのに損はないと思います。(言い聞かせ)
 
次回は、「整理してくれるブログ」という観点で、モテるブログとはどんなブログ(内容面)を考えていくことにします。
2回に分けた理由は、疲れた訳でも、エントリー数稼ぎでもありませんので(強がり)